今年の山楽レビューと来年のプラン:南ア椹島までの狭隘クネクネ県道について

年末年始は何事についても今年のレビューと来年どうするか、ということを考えるタイミング。今年の山楽については(1)北海道の200名山が完了できたこと、(2)白樺荘ベースで大無間山と椹島ベースで笊ヶ岳をそれぞれ日帰り、合計3泊で完了できたことがアチーブメントだったかな、と思っています。とくに大無間山を崩壊著しい鋸歯尾根を使わずに北東尾根利用で(webに情報を掲示してくださった皆様に感謝)行くことができたことはうれしい。だって単独行だし、ルート自体に物理的リスクが高いものをわざわざ選択したくないから。反省点としてはルート確認が難しい場合に利用しているガーミンGPS(日本正規代理店のものはバカ高いので米国出張時に買った英語版OREGON 450を日本語化)が、畑薙第二発電所からの送電線がGPS電波を干渉して、数十メートルルート誤差を生じさせていたため、第二鉄塔からうろうろした挙句、明神橋そばの送電鉄塔巡視路取付きに降りるルートを外してしまい、ルートを探しあてるまで45度くらいの急傾斜のザレをヒーヒー上り返すはめに。高電圧の送電線の場合GPSは狂うことがあるので、視界が利かない時は特に注意しなければならないと思います。

小無間北東尾根1805Mピーク
小無間北東尾根1805Mピーク

来年は残雪期オンリーの北陸の笈ケ岳と毛勝山(最近は夏道で12時間コースもあるようだけど標高差1600メートルはうーんキツイ。大無間も同じくらいだけど。)をゴールデンウィークあたりに完了して、あとは奥大日岳、雪倉岳の北アルプス2峰、上河内岳、池口岳の南アルプス+深南部各1つで200名山完了。

ところで、南アは存在感のあるいい山が多いのは魅力だけれど、椹島までのアプローチが嫌いだよホントに。まだ、長野側の易老渡の方が個人的には好きだなあ。易老渡も何年か前の台風豪雨の復旧作業員の方に死者が出たり、路肩が崩壊したりしてよく通行止めになっていたけど。いずれにしても体を楽にしてかつ時間と行動の自由を確保したいからレンタカーしていくのが最近のパターンで、井川湖御幸線(県道27号)は狭隘クネクネが延々と続く路線で3年前の聖・赤石・荒川三山縦走のアプローチのときに夜かつ雨模様のときに走行することになってホトホト死ぬ思いをしたので、今年は同じく狭隘でも路線バスも走っている県道189号線(三ツ峰落合線)の方がまだいいかと(でも山越え峠道でこちら側がガケになっている場面で対向車線にダンプが急に見通しの悪いカーブから出てきたり!ギエー!)。でも地元ではおばちゃんもこの狭隘クネクネ道路を平均60キロで走っているので驚異。慣れるものなんだろうな。

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