ファビオ・ボッタッツォFabio Bottazzo(g)を土村和史(b)のコンボで聞いた。

先週の文化の日はSharp Eleven Tour 2016の一つでアートギャラリーのCoZAの間(港南台)ライブ。ライブ後に今年8月のイタリア中部地震のチャリティ・イベントもやるというので、人生初!の港南台訪問も兼ねて行ってきた。

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ファビオはこの数年、都立大だったり柏だったりしたがずっと聞いてきた新潟在住イタリア人ギタリスト。彼のウェブサイトはこれ

今回のツアーのために作った新曲を中心の演奏だったが、メロディセンスがさらに磨かれて、着実に進化している印象。曲名はなっていったかな?エンリコ・ラヴァの曲、ニーノ・ロータを想って書いたRemenbering Nino Rotaもよかった。土村和史と奥さんの木村秀子、ドラムの嘉本信一郎のトリオもぴったり息が合って安心して聴ける。

ファビオはa.s.k という南アフリカ、オランダ、日本のユニットともやっていて、Welcoming The Day: Featuring Fabio Bottazzoというのが2年くらい前の作品。a.s.k.のsは福岡県宮若市の古民家をベースに世界中のミュージシャンとつながって多様な活動をしているSHIKIORIの管理人、ベース奏者松永誠剛Seigo Matsunagaさん。博多と北九州のちょうど真ん中あたりの、いいかんじの田舎。この作品もSHIKIORI RECORDINGSの作品だ。今月末はボボ・ステンソン、年末にはエンリコ・ラヴァなどの公演が予定されていていいねえ。ちょっと遠いけど行ってみたいな。情報はここ

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それで、と。港南台って根岸線の中心的な街なんだね。駅前には高島屋あり、相鉄ローゼンとダイエー(ちょっとシャビーだけど、仕方がないね。往年は買い物客の中心だったんだろうな)あり。Wikiで見ると横浜市の商業販売額では97地域中8位。港南区では上大岡に次いで堂々の2位。根岸線というと、できたばかりの根岸線で君に出会った♪という小田和正の名曲my home town。オフコース時代のドラムの大間ジローさんは高校の2年先輩ですが。確か高校の時はツェッペリンとかのハードロックをやってたなあ。

ライブが終わった後に、有志というか地元の常連さんたちが中心で、地震のあったイタリア・アマトリーチェ地方のパスタであるアマトリチャーナとイタリアワインの会があって、おいしく頂きました。パスタは中心に穴の開いたブカティーニ。豚の頬肉(グアンチャーレ)を乾燥させてパスタの具に使うんだけれども、この肉のエキスと香りが何とも言えず、いい味を出している。

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危険だから教会の中でミサを行わないように、とされるなど、イタリア現地の人たちの生活の苦労は計り知れないけれど、ただただ祈るばかりだ。

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